外貨両替には、a)銀行等の両替所を利用、b)FX会社を利用、の2パターンあります。
a)の両替所には、銀行、空港等のほか、チケットショップを利用する方法があり、大体の目安としてレートの良い方からチケットショップ>銀行>空港となります。これまで自分は、海外旅行等で$が必要な時はチケットショップの大黒屋を利用していて、手数料は$1あたり大体2円(銀行や空港は2~3円)でした。

今回、長期留学を期に、初めてb)FX会社を利用して外貨調達をしてみたところ、圧倒的に手数料が安く済む($1あたり20銭)ことが分かったので、その方法の紹介です。今後は海外旅行等でも両替所は使わなくなりますね。

b)FX会社を利用、の大きな流れは、

  1. FX会社の口座を開設、FXで両替(コンバージョン)を実行
  2. Citibank JPに出金
  3. Citibank JPから海外銀行口座に送金

以上、たったの3ステップ。
順番に説明すると、
1.については、まずFX会社の口座を開設します。FX会社はサイバーエージェントかマネーパートナーズが一般的で、サーバーエージェントの方が手数料が安いようですが、私はマネーパートナーズを選び、オンラインで口座開設を申し込みました(必要書類が郵送されるまでに1週間弱)。口座が開設されたら、FX会社の受入証拠金に資金を移し(即日~1日)、外貨両替(コンバージョン)を実行します(即時)。これで、その時点の為替レートに1ドルあたり”20銭”(サイバーエージェントは0.4銭?)上乗せされるだけで$に両替できます。今度は、受入証拠金から未使用預り金へ振替・移動を行います(即時)。これで出金準備完了です。

2.については、マネーパートナーズの各種設定から出金先の金融機関を設定します(即時)。指定できる金融機関はたくさんありますが、私はシティバンクeセービングのマルチマネー口座を登録しています(事前にシティバンクにてオンライン登録が必要。オンライン申込み後2~3日で口座が開設されます。)。シティーバンク「eセービング」(円普通預金)は、通常のシティバンク銀行口座が、一定額以上の預金がないと口座維持手数料(月額2,100円)がかかるのと比べて、実店舗のないインターネット支店なので口座維持手数料は無料なのがポイントです。出金先の登録を終えたら、マネーパートナーズで出金依頼を選択し、金額・出金先を指定すればOKです(出金手数料月1回まで無料、月2回目から4000円。3日間ほどで出金反映)。
なお、金融機関によっては、外貨受取に手数料がかかる場合がありますが、シティバンクはこれも無料でした。ちなみに、ここのプロセスで、空港受け取りが可能であれば、出金先の金融機関の設定をせずとも、マネーパートナーズで空港受け取り(2週間ほど前に申請が必要)を指定することでたったの500円の手数料で$を受け取ることができます。

最後に、3.については、Citibankから海外銀行口座を登録する際に、アメリカの銀行口座を開設している必要があるため、渡米後に行いました。但し、海外送金先をインターネット上で登録できるようにしておくために、渡米前にOTP(One Time Password)登録をしておくことが必要です。OTP登録は、Citibank Onlineから申請して、日本国内の自宅に届く書類に記載されたパスワードを入力すれば完了です。万一渡米してしまった後でも、日本国内で書類を受け取ってくれる親族等がいれば対応できると思います。OTP登録後は、シティバンク-eフォーム/海外送金登録申し込み(外貨建て)から、海外送金先をオンライン登録します(2~3営業日で反映)。ここまでくれば、後は、Citibankのマルチマネー口座(=eセービング開設時に自動的に同時開設されます)から登録済の海外送金先へ$から$で送金処理をするだけです。送金処理後、2~4日ほどで送金が反映されるので、現地で当該金融機関から資金を引き出して手続き終了。なお、送金手数料は、前月の口座残高によって異なり、①1,000万円以上(CitiGold会員の方):無料、②100万以上:2,000円、③100万未満:3,500円(但し、口座開設後2ヶ月は2,000円)ですが、豆知識として、Citi goldのStatusは世界のどこかでGold statusの条件を満たせば他の国でもGold statusが使えて、USであればGoldの条件が低く400万円ほどで取れるという話があります。

以上、日本からアメリカへの海外送金で最も安く簡単にできると思われる方法の紹介でした。

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